概要
1. 目的
度会町特有の茶葉を選別し、伝統製法により日本一高級な緑茶として、至福の時間を提供する最高級嗜好品「WATARAIプレミアム茶」トップブランドを創造し、わたらい茶ブランドを広め、移出産業の強化を図る。
2.活用する地域資源
清流日本一宮川の水で育まれた度会「かぶせ茶」の厳選した茶を、度会のもつ深蒸し等の製法で作った最高級の度会茶およびわたらい茶のトップブランドの生産技術等伝統製法を行える人材を地域資源とする。
3.取り組み・実績
- 【平成20年度】
- 日本一の清流・宮川からの恵みを生かした食文化ルネッサンス
- 【平成21年度】
- 「伊勢の山々の贈り物 獅子と鹿を活用したお伊勢さんブランド創出事業」
- 【平成23・24年度】
- 「黄金色に輝く『一之瀬川炙り天然鮎』特産品開発プロジェクト」
- 【平成25年度】
- “新度会宿”0ne-Day満足度100%バラエティ観光開発調査研究事業
- 【平成26年度】
- “新度会宿”0ne-Day満足度100%バラエティ観光開発事業
- 【平成27年度】
- 日本一高級なWATARAIプレミアム茶創造プロジェクト調査研究事業
4.具体的な事業目標
1.わたらい茶のブランド化と新商品の開発
わたらい茶は、茶葉の育成から製茶まで一貫生産し、その製茶の伝統技術と品質を守ってきている。本事業により、度会の茶業界の持続的発展のため「わたらい茶」の伝統製法を駆使し、最高級嗜好品として「わたらい茶」のトップブランドである日本一高級な「WATARAIプレミアム茶」を開発する。
- 「WATARAIプレミアム茶」のパッケージとして稀少高級材である伊勢神宮の「御山杉」を活用したミニ茶箱を作成し、伊勢神宮との関連性をもクロースアップさせる。
- 茶生産事業者によって、茶木の育成方法や茶葉の収穫時期、製茶方法が異なるため、緑茶製品のアイテムは多様となる。これら緑茶製品間の飲み比べや「WATARAIプレミアム茶」との飲み比べができるように「わたらい茶」の「一煎パックセット」商品を開発する。
2.度会町基幹産業「茶業」振興支援
大都市圏等での各種展示会や特産品販売所での消費者嗜好の市場調査を行うなど、製茶業の経営力向上、販売促進等を継続して支援を行う。
3.度会町の地域力・「わたらい茶」の移出力向上
開発商品の市場調査を行い、緑茶商品の開発・改良に反映させ、度会茶の移出力向上を行う。
4.人材育成・支援
地域の伝統製法を継承させるため、あるいは他地域の茶製品や技術を取得するため研修会の開催等を行う。